彼はレバノン人。彼らの習慣で子供の成長の節目にこのようなパーティをする、とのことで、約１５０人位のひとが集まり、祝福。
回教徒でもあり、パーティには一切アルコールは出ない、ソフトドリンクのみ。パーティの途中、お祈りの時間がきたようで、一部の敬虔な回教徒の人たちはメッカの方向に向かってひざまずいてお祈りをする場面もあり。アルコールは入らないが、地元で活躍するメキシコ人グループのマリアッチの生演奏がパーティを盛り上げる。

　マイアミでのパーティをエンジョイし、南米へ飛び、アルゼンチン、パラグアイ、チリを訪問。世界１の水量のイグアスの滝も見物、ボートに乗り滝壺のすぐ近くまで回遊。カッパをかぶるがしぶきで全身びしょ濡れの態。

　パラグアイでは拓大時代の親友（高橋慎吾）が育てた移住地の中学のブラスバンドの教え子連中が歓迎してくれ、行方不明のその親友の昔話に花が咲く。５０年ほど前に当時の海外移住事業団がパラグアイのフラム移住地に送ったブラスバンドの楽器一式が指導者がいないため倉庫に眠っていた所、自分でもトランペットを吹き、ギターを弾く音楽の才があるその親友が指導をして２０人位のブラスバンドを編成し育てた。
移住地での運動会、その他イベントでの演奏や首都のアスンシオンでの独立記念日等にはコカコーラがスポンサ―になり、ブラバン一同がパレードに参加し大喝采を浴びた由。
教え子の一人は今パラグアイのラパス市の市長になり活躍中。

　アルゼンチンでは拓大時代の友人、高橋靖宏氏にお世話になり、パラグアイ関係の連絡を一切取り仕切ってもらい大助かり。花卉栽培で成功している彼の自宅にも一泊おせわになりまたアルゼンチン名物の肉料理も現地の一流レストランでご馳走になった。３年前から女房とアルゼンチンタンゴを習っているのでブエノスアイレスのタンゴ演奏の老舗、El Viejo Armacen,でライブ演奏とタンゴの踊りも堪能し本場でのタンゴパーティにも参加し一晩踊ることもできた。冥途のみやげ、、、

　チリのサンチアゴでは大先輩でチリナンバーワンの日本食「将軍」レストランオーナの岸野友治先輩（深田祐介氏のベストセラー。「革命商人」の主人公のモデル）そして三井物産ＯＢで現在貿易商として活躍中の高橋太三先輩にも海産物料理店でご馳走になりユックリと話をすることもできた。