株式会社カント KANT CORPORATION

佐藤健雄社長必読の!
『宮崎正弘の国際ニュース・早読み』
メルマガ・オブ・ザ・イヤー2014 【優秀賞】受賞
 
★宮崎正弘プロフィール http://miyazaki.xii.jp/profile/index.html
★宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
★メールマガジン申し込み http://melma.com/backnumber_45206/
 
【読者の声】に採用された佐藤社長の投稿と、宮崎正弘氏からのコメント

読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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  ◆佐藤社長の投稿
  (4/24/2018)

*読者の声のトップに採用されました。
   「一葉落ちて天下の秋を知る」
 CIA ポンペイオ長官が北の若大将に会った。「お前さん そんなにいつまで突っ 張っていると、こちらは本気を出すゾ!」
 「参りました、全て言うことをききます」
 完全降伏します。20日朝6:00の臨時ニュースの内容。
 夏前後には北朝鮮問題完全解決。日本人拉致、全て帰国。
 トランプ大統領、本年のノーベル平和賞間違いなし。
 安倍総理、あんたは完全にトランプの掌にのせられているのが、分からんかネ。
 モリカケ問題、etc をトランプ大統領とのゴルフで親密ぶりをみせているつもり
かもしれないが、全てトランプは計算済みダヨ! 現に、日米2国間FTAでは日本を
優遇する気配は見られない。それに気がつかんのかネ。
 霊界から、もう我慢しきれないので一言(木内信胤)
 木内信胤語録(明徳出版社)。非売品の段階の「木内信胤語録」がてもとにあり
ます。
 そのあとがきに、佐藤なにがしさんの監修をうけて云々の表記がありますが、今回の
非売品ではなく公式出版に際し、その監修者の名前を削除したのはどの様な事情がおありなのでしょか?
 深沢賢治さん。ご説明ねがえますでしょうか?
 
 
 

 
  ◆佐藤社長の投稿
  (5/23/2017)
   貴紙5月22日(月曜日)弐、通算第5301号で南米のインフレの事例がご紹介されておりました。
 20年以上前、南米を商用で回った時の記憶ですが、アルゼンチンのブエノスアイレスの銀行街を歩いていた時、ある銀行の店頭に「定期預金」に「一週間」のモノもあることを知り、驚きました。
 それ程インフレ率が高い時もある具体例です。貴文中にもあるとおり、「インフレが起こる主因は通貨暴落であり対外債務が多ければ多いほど、ドルに対しての通貨価値が下がる。ベネズエラがとった手段は通貨の増刷であった。だからベネズエラの為替相場が暴落した。」。
 このことと直接関連するのかどうかわかりませんが、一つご教示頂きたいことがあります。
 5月3日から22日まで欧州5ヵ国を2年ぶりに商用で回ってきました。
クレジットカード(プラスチックマネー)とビットコインのことです。
今回、回った国の一つにアイスランドがありました。偶々週末をまたいで、4日間、レイキャビックに滞在した折一度も現地通貨のアイスランドクローネを現金で使うことなく過ごせました。
 観光で回った国立公園のトイレが有料でしたがそこにもクレジットカードの機械が設置されて、200クローネ(約200円相当)をカードで支払った。タクシーもコンビニでの小口の買い物もすべてクレジットカードですみ、ドルなりユーロを換金する必要はありませんでした。
 帰国後、新聞で、ビットコインが急速に(?)普及しだしている記事が出ております。通貨の発行権は国の主権の重要な一部と理解しておりますいが、クレジットカードやビットコインの普及と通貨の発行権なり統制・管理との関係はどうなっているのか?
 インフレと関連するのかしないのか云々。小生の頭の中では繋がりがつきませんので、経済にもお強い、宮崎さんにご説明頂けれあ有難く存じます。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(5/24/2017)
   ビットコインの通貨管理権の問題、この矛盾の穴をついた犯罪がこれから世界的規模で起こるでしょう。対策は、その後ということになるのでは?
 小生もカナダで、200円程度の駐車料金がクレジットカード払いだったのにはびっくり。 フィンランドでも小学生が携帯電話でコーラを買っていました。まさにキャッシュが必要なのはチップくらいですね。日本ではパスモ、スイカなどが、いまこれに代替しているようですが、銀行などは新しい仮想通貨の発行準備をしています。
  M2(預金+定期性預金)という通貨発行量の経済学インデックスは「昨日の話になりつつある」とアジアタイムズ(5月24日付け)が書いています。
 
         

 
  ◆佐藤社長の投稿
  (4/10/2017)
   貴紙5262号によれば、中国は「返せそうではない」国々に「一帯一路」(サブプライムの中国版)。
  直接投資への貸し付けが10兆元(160兆円)に上っていることが分かった由、 外貨準備高が3兆ドルを大幅に下回っている、いや、実態は金庫は空っぽのハズとか言われているようですが。
 そのような無謀な直接投資への貸付の為に外貨保有高がへったのか? 素人にはわかりません。
  素朴な質問ですが、直接投資が文字通り「元」で貸し付けられているのか? ドル、その他の外貨でなく「元」なら関連資材、人材、etc を中国からなら調達、輸入できる事はわかる。
  貸し付けられた通貨が「外貨」と市場の為替レートで有効に機能するものか、出来るものか? 教えてください。
  もし中国からのモノしか調達ができないとすれば、本国である中国自体の景気振興策の一つであり裏付け根拠のない元札の増刷は元の価値、レートが大幅に下がる運命か?
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(4/10/2017)
   相手国によって異なりますが、多くはドル建てで貸し付けられていますから、その分、中国の外貨準備は減少している筈です。
  前号数字の統計は昨年までで、直後から資本規制を架けて、外貨流出を防ぎ始めたので、現時点では外貨準備がちょっと回復し、3月末速報で3兆90億ドルです。
 あくまで表向きの数字ですが。。。。
 
         


 
  ◆佐藤社長の投稿
  (11/9/2016)
   11月5日の「緊迫する南シナ海シンポジウム」聴講させて頂きました。また、パネラーの要訳も読ませて頂きありがとうございました。
 比国からのパネラー、ハリー・ロケ氏の格調高いスピーチが印象的でしたので一言。要訳文では省略されていた箇所ですが、デュテルテ大統領の中国訪問時に随行されたロケ氏が明言されておりましたが、「日本の皆さんは比国が中国ベッタリになっているとおもわれているようですが、決してそのような事はありません。 日本とは今後益々緊密な関係を持ちたいが、、、。」。
 会場からも多くの拍手がありました。
 滞日中、外国人記者クラブでもインタビューを受けたそうですが、比国のそのような姿勢は日本のメディアでは殆ど紹介されていないようです。
  「暴言の大統領」の側面ばかり強調されている。宮崎さんの対談シリーズの中に馬淵元モルドバ大使との本「世界戦争をしかける市場の正体」にもありましたが、日本のメディアはアメリカのメディアの影響を(強く)うけている。
  そのアメリカのメディアはグローバル経済をもくろむファンドや新自由主義の学者の影響を受けているのでどうしてもアメリカに都合の良い情報がばらまかれれる主旨の話があったように記憶しております。日本のメディアのフィルターにかけられた(また恣意的にも?)情報を与えられる(?)我々はよくよく自主的な視点を持たないといけない事を具体的なケースを通じて改めて認識させられました。
  と同時に世界を俯瞰べく多地域の情報・コメントを重層的に提供されている貴誌に敬意を表するモノです。
 
 
 

 
  ◆佐藤社長の投稿
  (11/8/2016)
    「中国マネー」について改めて基本的な事を知りたくなりました。
 貴誌11月7日(弐)に依れば中国は相も変わらず「景気の良い」プロジェクトをぶち上げている由。中東欧へ500億ユーロを投資、その財源は中国工商銀行と復星集団が担当するとされる(アジアタイムズ、11月7日)との事。
 中国の外貨保有高は? 「公表」でも3兆ドルを大幅に割り込んでいるそうですが、実態は貴誌でも時々コメントされているようにそんなにある筈はないとのこと。
 国家プロジェクトではなく、「民間の会社」が外国企業を爆買している側面もある様ですが、そのようなケースのカネは外貨保有高とどのような関係にあるのでしょうか。
 カネに色はついていないので実際に爆買できるカネは実際に民間企業の手持ちのカネなのでしょうか? 
 それとも政府が関係しているのでしょうか? 民間会社は意外とカネ持ちなのでしょ
うか?
 中国品の「悪かろう安かろう」のモノはまだまだ多くあるにしろ、かなりの分野で先進諸国の工業水準に追いついてきている事も客観的事実としてみとめざるをえないと思われます(自力開発力ではなく完成された技術をカネの力で買い取るやり方が多いにしろ)。
 世界の実際の経済界では中国品なくしては成り立たない側面が多く見受けられるように思えますが?
 為替の面からみると人民元はどう見てもドル及び他の主要通貨に対しても先行き弱含み。尚更中国品の進出・市場の攪乱が懸念されます。基礎知識が無い者からの愚問に対してご教示願えれば幸いです。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(11/8/2016)
   長くなりますので、できれば、拙著新刊(10日発売)の渡 邊哲也氏との共著『世界大地殻変動で、どうなる日本経済』(ビジネス社)をご参照 いただけますと幸いです。
 
         


 
  ◆佐藤社長の投稿
  (3/9/2016)
   「マイナス金利」時代に銀行業界の「男気」を見せてもらいたい。
週末に読んだ新聞のあるコラムによれば、マイナス金利適用金利対象額は一月で準備預金残高は約23兆円、したがって0.1%のマイナス金利の収益減少額は約230億円。それに伴う準備預金対象金融機関の業務利益の1%以下で影響は軽微(のハズ)とのこと。銀行業界が我先に取ったのは預金金利の引き下げ。100万円を1年預けて、10円の金利。
 個人用の金庫が売れる訳だ。例によって、銀行の保身、エゴ丸出し。業務利益の1%位,自身の合理化等で吸収できないものか? 日銀が意図する民間金融機関の貸し出し増加や運用資産の配分見直しなどの兆しはみえない由。大手企業のM&Aや設備投資の動きは徐々にでてくるであろうが、単純に言うなら、日本全体の企業数の99%が中小企業、労働者数で言うなら70%以上が中小企業の国民大多数は「萎縮」してしまう。
デフレ脱却などできるわけがないのではないか。
2年ほど前にNYのウオールストリートで起きたような格差デモのような現象が日本でおきてもおかしくない。
 そのNYのデモが尾を引いてアメリカの大統領予備選に異変を来しているように思える。共和党のトランプ旋風、民主党のサンダース旋風。
九州のある信金だったか、マイナス金利が発表されると逆に預金金利を上げることやりだした記事がありました。同じ金融機関でも規模の大小でやれること、やれないことの違いがあるのかもしれないが、それなりの計算があっての方策と思う。
その九州の信金を高く評価したい。要は一人勝ちはだめですョ。全体が繁栄する中でバランスよく稼いでもらいたいものです 。
 
 
 


 
  ◆佐藤社長の投稿
  (2/12/2016)
   「世界中 ジェットコースター 株為替 元をただせば 中国のエゴ」
 貴メルマガの格調高い情報交換の場に「箸休め」を一句。益々の交流と宮崎さんのシャープなコメント・解説を期待しております。
 
 
 


 
  ◆佐藤社長の投稿
  (2/1/2016)
    「マイナス金利」に関連して思い出すこと。
 昭和天皇がご下問されたことがあったと記憶。「円高は悪いことなのか?」 国の通貨の価値が上がることが何故、悪いことなのか、逆ではないのかと素朴な疑問を口にされたことがありましたよネ。当時のメディアが盛んに「円高=悪}の風潮を作ってたと記憶してりますが、35〜40年位前か?
 中曽根総理だったかがデパートで海外の有名ブランドのネクタイ等を買って輸入振興の旗振りをしていたことを思い出す。「程度問題だが、基本的には円が強いことは良いこと」と思います。昭和天皇のご下問に与するものです。
国の姿として、
(1)円が高くとも輸入金額に相当する輸出ができる様な産業構造を構築。アベノミ クスの第三の矢の「お題目だおれ」が悔やまれる。                         (2)物価の安定は良いことではないのか。何故何が何でも2%のインフレをおこそ うとするのか。原油価格が大幅にさがったので、2%の物価上昇は難しくなったので、大見栄を切ってスタートした、2年以内に2%のリフレを実現させる、目標期限 (約束期限)を2016年後半から2017年の前半に変更。その実現のために劇薬と称される「マイナス金利」を導入。
 銀行業界に不都合なこの政策はエゴの性格が強い銀行業界のこと、多くの中小企業を苦しめる策をとることが懸念される。全体として国民(消費者)心理はうわむかな いのではないか。
 一ビジネスマンとしても、端的に言って、円高の方が円安より都合がよい。 海外の取引先の親しい間柄の友人と話しをする時、時によって互いの年収の話題がでることがある。例えば、年収1000万円で為替が現行の一ドル120円のとき、約 8.3万ドルの年収になる。80円ならば、12.5,万ドル.オトコの価値基準の重要な一つの物差しとして年収が不可欠。ドルが国際基準の物指しになっているのでそれで当方の価値を見られかねない。国レベルでも全く同様に評価される。
 民主党時代の白川日銀総裁時代の80円の為替で輸出不振=全体の不景気状態から バトンタッチした安倍政権としては黒田バズーカで号砲一発順調にスタートを切った が株価重視の運営政策。実体経済軽視。大幅金融緩和の円安誘導で輸出回復。 「不況脱出の対処療法」としてはその功績を認めたいが、上述したような根拠で、本来は「円高」が望ましいと思うがいかがなもでしょうか?
 いずれにしても程度問題であくまでもバランス感覚が大事と思いますが。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(2/1/2016)
   円高が望ましいというより、人民元安が望ましいと思います。
 黒田バズーカの新型「マイナス金利」に対して、香港のメディアの反応は「上海市場は無反応」というものでした。
 
         


 
  ◆佐藤社長の投稿
  (1/26/2016)
   宮崎さんの「中国経済崩壊論」を嚆矢として各紙・誌・メディアが昨年来、尻馬に乗った形で日本中に溢れている今日この頃。つまみ食い的に読んだり聞いたりしております。
 そこで思い出す言葉があります。「意味論」、英語ではセマンティク、と言う学問がアメリカにあるのだよと、月例の「世界情勢研究会」で尊師,木内信胤氏におそわったのは40年位前か。
 難しい事をやさしい言葉で説明してくれるのが得意な方でした。「親の恩はありがたいもの、海よりも深く、山よりも高い」とは中学生位になれば、知識として知っているが、その意味するところ・理解するところは人生経験を積んだ人とそうでない人で雲泥の差があるのだ、と。
 本日の解説を改めて開示して頂くと、尻馬組の論評と如何に深み、幅、密度が違うか,ビビッドな現場の肌感覚の情報もふくめて。当方、メインの一つのビジネスとして、ブラジルの数社の製鉄会社むけに機械設備類の補修品を小規模ながら輸出しておりますが、貴レポート、解説にありましたように中国製鉄鋼製品のダンピングに足を引っ張られブラジルメーカーも採算が悪化。其のとばっちりを受けております。
 「中国経済崩壊論」もここまでくると「中国崩壊論」(中国共産党崩壊論」もそろそろ視野に入れておかなければ、と感じた次第ですがそのタイムスパンはどのくらいとお考えでしょうか?
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(1/26/2016)
   崩壊時期がいつかなどと預言できませんが、風水師ならするかもしれませんね。
 ところで「意味論」(ゼネラル・セマンティックス)ですが、まさに小生が大学で専攻したのが、この一般意味論でした。
 
         


 
  ◆佐藤社長の投稿
  (1/22/2016)
   為替の予測と検証について赤っ恥をかきました。
 元来為替の予測は当たらないもの。その時点その時点の文字通り森羅万象を一つの数値で表現されたモノと理解しております。神ならぬヒトが正確に読めるわけがな
い。
 たまたま、予測が当たったとすれば、そこに至ったシナリオ・要素・要因を詳細に
分析/検証すれば違った経緯なり組み合わせで「たまたま予測が当たった」と謙虚に
受けとめるべきであろう。
 大きな潮流・トレンド位は(円高方向に向かうか円安方向になるか)は読めるかもし
れないが、ビジネスに携わるもの、何のため情報を漁るのか?
 為替に限定して敷衍するなら、つきつめる所、一歩先を読みたいがためであろう。
 2015年一月5日のドル円為替は119円台で始りました。「日経ビジネス」誌が年初の特集記事として「為替150円時代の環境到来」を組むことに代表されるくらい世の中の大勢は安倍・黒田体制のアベノミクスで円安方向に向かうことを想定なり期待していた。(端的に言って、125円方向に向かう)
 貴メルマガの場を借りて昨年の一月14日号で、赤っ恥覚悟で一応自分なりに根拠を
もったシナリオで「敢えて、真逆の趨勢として、限りなく100円に近い方向に向かうと予測し、貴メルマガの場をかりて、検証させていただきたい」と投稿させていただきました。
 検証の結果は、恥ずかしながら見事に赤っ恥をかくことになりました。
 東京市場の最終日の12月28日の為替は120円台でした。木内信胤尊師は、常々
言っておりました。自分で考え、予測してその結果を検証することにより思考が鍛錬
されていくものと。良い勉強になりました。
 50年前に学校をでて貿易会社に就職した時の為替は一ドル360円、一ポンド10
08円の固定相場の時代。ニクソンショック、変動相場制への移行。1980年代の
急激な円高の時代に輸出の仕事が激減、窓際族の一員として思い切って窓から飛び出し文字通り零細貿易会社を立ち上げたが、「為替の予測」はせざるを得ない。計画を立てるにもそれなくしては始まらない。エコノミスト、シンクタンク、etc.の予測をあてに、若しくは参考にしてきたが、まー当たらないことが多いものですネ。
 オカシナことに検証がされることが少ない。
 マスコミ、メディアも予測のしっぱなし、結果を検証することは例外的で極小。なら
ば、と思いシンプルに定点観測的に「為替の予測と検証」を予測をした各機関なり、エコノミスト、実業人の「格付け」を1996年来している。
 ご興味のある方は http://www.kant.co.jp/try_kant.html#kawase
 
 
 


 
  ◆佐藤社長の投稿
  (12/19/2015)
   既に旧聞に属する事を承知で、ピルズベリーの「100年のマラソン/ 中国の秘密戦略」についてご教示願います。
 宮崎さんのコメントを含めて何人かの方々の書評を見ました。要は、建国から100周年の2049年を目標に経済、政治、軍事で完全にアメリカを追い抜く超大国を 目指すとのことらしい(失礼ながら、本文を読んでおりません)。 中国指導部は米国の主導と関与の誘いに従う振りをしながら国力を強めて米国の覇権 を奪い中国主導の国際秩序を築く「100年のマラソン」を進めているとの事。建国 当時の経済、政治、軍事の発展状況/水準をおぼろげながら想像すると、そのころか ら上記の様な「国家100年の計」を掲げて深く静かに着々と目標に向かって進んで いるとしたら、中国、あな恐ろしや!である。
 1949年から70年弱経った2015年までみても、毛沢東、華国鋒、トウ小平、江沢民、胡錦濤そして、習近平。その間の権力闘争等を経ても上記のような「マ ラソンの基本構想が終始一貫して本当に守られ引き継がれてきているとしたら御立 派、と言いたい。
  だが本当にそのように引き継がれてきているのか?
  また事実そうだとしたら、トップが変わろうがその基本構想なり理念が引き継がれる 事を可能にするある種の「メカニズム」(or DNA?) はどの様なものなのか?
  大変、素朴な質問ですが、どなたかご教示頂ければ有難く存じます。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(12/19/2015)
   ピルスベリーの当該書籍ですが、率直に言って読むに値しな いと思います。
 パンダハガーの繰り言、日本にもごろごろといるじゃありませんか。 親中派、転じて反中派。
 
 
 
  メルマガ読者の声
(12/20/2015)
   貴誌読者の声欄の「木内信胤信徒の一人」(=佐藤社長のハンドルネーム)様の
「シナ100年マラソン」への宮崎氏の回答「・・読むに値しない・・。パンダハガーの繰り 言・・」には、思わず我が意を得たりと膝をうちました。
 小生も、当初「えらいこっちゃ。シナへの認識・対抗策を考え直さなあかん」と慌てて本書を取り寄せ読み終えた者です。
 途中まで(2000年初期)の記述には、「韜光養晦、シナ恐るべし」との思いでした。しかしそれ以後の記述には近年のシナの実際の行動を見るにつけ、小生「韜光養晦のつもりが、近年の見かけの成長に驕り高ぶったか、経済の末期的状況に辛抱できなくなったのかは不明だが、ついに馬脚を表した」との思いがあり、本書との違和感を感じていました。  
 一言で言えば、「もう少し我慢して、韜光養晦しとけば、周囲も騙されてしまったのに、残念っ!」です。あるいは、「100年走り続ける予定が、スタミナ切れで70年目でダウン?」です。
 油断は禁物ですが、シナの状況は、宮崎氏の予測か、余命氏の「2015は極限値」の通りに動くのでは?との印象を深めました。
 もっと早めに木内様が質問しといてくれれば、無駄な出費が無かったのにというのも実感です。 (GV2)
 
         


 
  ◆佐藤社長の投稿
  (10/23/2015)
   習主席の英国訪問と政府及び王室の対応についての感想を一言。
 習主席は、女王が隣にいる晩餐会のスピーチで「日本の悪口」言ったとか。2度の
アヘン戦争で英国にメタメタに国力をそがれ、それが大きな原因の一つで日清戦争ひ
いては日中戦争で日本に敗れた。彼の「歴史認識」を問いたいくらいだが、今回の訪
英で往復7兆円を超える商談が成約したことを聞かされると、やはり、[政治は現
実」であることを改めて認識させられる。
 更に政府・王室の「手厚い対応振り」を見せられると、政治はまたカネに弱いもの
であるコトの証とも見える。ただ、老獪な英国外交のコト、どの様な深慮遠謀が隠さ
されているのかは知る由もないが、日本としてはある面でそれを期待したいところ。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(10/23/2015)
   英国は親中派になったのか、米英同盟は亀裂が入ったのか、
などと質問をたくさん寄せられましたが、かの大英帝国は凋落しているとはいえ、情
報でもっている金融国家です。
 英国が損をする取引をするとは考えられませんし、今度の7兆円近い投資といえど
も、すべては一方的な中国側の投資であり、これがはたして実現するかどうか、不透
明ではありませんか。空騒ぎの趣き、なきにしもあらずです。
 
         


 
  ◆佐藤社長の投稿
  (10/1/2015)
    宮崎さんの読みの通り、中国経済の崩壊(中国の崩壊ではなく)の本格化の段階。改めて適格な分析・先読みに敬服する者です。「他人の不幸は蜜の味」的な受け止めかたをしている方も多いと思います。
 ある面、自業自得的な結末ともおもいますが、現実の世界経済は文字通り相互依存性で成り立っているので「対岸の火事」を高みの見物と言う訳にはいかないでしょう。
大なり小なり火の粉を浴びる。
 その依存性の程度・波及効果が地域、国によりだいぶ違うことも確か。アメリカ、欧州、アジア、その他そして日本へどのように反映されてくるものか、重層・複眼的宮崎流の俯瞰図をご教示頂ければ有難く存じます。またフォロー・ザ・マネーの視点からすると、全体に不況となれば、行き所が見つからない(?)カネの流れは果たしてどの方向に流れると思われますか?
 ヘッジファンドがまたひと暴れしそうにも見えますが。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(10/1/2015)
   ジョージ・ソロスが英国ポンド、ドイツ・マルクに空売り投機をしかけ、空前の利益を手にしたように、もし上海株式が外国投資家が自由に取引できていれば、ファンド筋は空売りを展開して、今頃、2000ポイントを割り込んでいたでしょうね。
 次のターゲットはIMFが中国人民元をSDRに参入させる算段ですが、前提条件となるのが、為替の完全変動相場制への移行です。 もし、人民元がそうなると、ヘッジファンドは猛烈に元安を仕掛けるでしょうから、いまより深刻な、ひょっとして空前絶後の通貨暴落となり、それが共産党独裁崩壊への序曲となる可能性があります。
 固定相場をつづければSDRに入れないから中国の威信は回復できず、入れば人民元暴落、どちらに転んでも先行きの中国の明るい展望はありません。
 人民元はいずれにしても、一人民元=12円前後が適性であり、現在の18円はまだまだ高いレンジにあります。  ただし、関係方面に訊くと「爆買い」の勢いはとまりつつあるようです。また質屋などに偽造金塊(タングステンに金メッキ)が大量に持ち込まれているようです。
 
         


 
  ◆佐藤社長の投稿
  (9/30/2015)
    貴誌9月28日号の「西村眞悟の時事通信」転載記事について感想です。
 日頃、西村氏がいつの日か、どこかの政党が政権を取った暁に、防衛大臣に就任したら、さぞや本来の日本らしいすっきりした防衛体制がとれるのではないか、とひそかに期待している者です。
 そのシャドウキャビネットの防衛大臣としての西村氏に一つお聞かせ願います。
貴時は全体として納得しながら読ませていただきましたが、「北朝鮮に拉致されている日本人の救出」の箇所に関連して一つお尋ねしたい。
 貴論は、「個別自衛権の行使により直ちに行動を起こすべし、と読み取れます。」「純粋な議論」としては正しく正論として与する者です。ただ実際に政治家となった場合、果たして具体的な行動をとるに際してどの様になさるつもりか?
 想像をたくましく拝察すると、例えば「万全の態勢」をひきながら自衛隊の特殊部隊を送り込み物理的に救出する等。嘘か本当かしらないが、北朝鮮は日本にむけて多くのミサイルを配置しているとの「専門家筋」の情報もあるなか、即ち一億の日本人がある意味で 人質になっている環境下でしかも常識外れのバカ殿がトップにいる北朝鮮。
  ヤケのヤンパチ的な号令をかけることも想定しなければならない。そんな弱気の考えだからいつまでたってもラチがあかない、と言われかねません
  「政治は現実である」とも言われます。
  正論の議論と現実の政治的対応をどの様につなぐことが出来るか、具体的なシュミレーションをご教示願えますでしょうか。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(9/30/2015)
   シミュレーションは、所詮、予測シナリオですから、ノンフィクションで表現するのは難しい。西村先生はどうお答えになるか。
  というわけで小生は未来フィクションに託しました。
 拙著『拉致』(徳間書店)。絶版ですが、どこかで入手されたら、是非お読み下さい。あるいは文庫入りする前の原題は『金日成の核弾頭』(徳間書店、ハードカバー)です。日本人の若者が恋人を北に誘拐され、米軍とともに武装ヘリで乗り込み、収容所に潜入するという粗筋、初版は1998年でした。拉致問題がまだ大きく騒がれる前でしたので、それほど評判になりませんでしたが、解説は黒田勝弘氏です。
 
         


 
【特別転載】
佐藤社長が注目した
9月3日の関連記事
宮崎正弘メルマガより
 
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)9月3日(木曜日)
通算第4645号
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 嘘に嘘を重ねて膨らませてきた結果、何が本当なのか中国自身わからない
  「世界一の外貨準備高」、じつは空っぽなのだ
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       小誌が屡々指摘してきたことだが、「世界一」の外貨準備高を誇る中国の化けの皮が剥がれた。
 「ある、ある」と豪語してきた世界一のドル資産が、一夜にしてバラックホールに吸い込まれたかのように消える。おこりうるシナリオである。

 なんでもあり、の中国だから、史上空前の詐欺行為が行われているとすれば、至極可能性の高いことになる。

 かねてより、CIA筋の調査で中国から流れ出した外貨が3兆800億ドルとされ、2015年6月末の中国の外貨準備が3兆6500億ドルだから、差し引きすると、中国の外貨準備の中味は、5700億ドルでしかない。

 これは単純な引き算で、もっと複雑な要素がからむが、要するに中国は嘘に嘘を重ねて膨らませてきた結果、何が本当なのか中国自身、わからない状態、これを「新常態」と言い換えているかのようである。

 第一にもっとも重要な外貨準備指標は「経常収支」であり、この数字をみると、中国の2015年三月まで一年間の統計は2148億ドル。ところが外貨準備は同期間に2632億ドル減少している。膨大な外貨が流失しているから、こういう数字の齟齬がおこると考えられるだろう。

 そこで嘘の上塗り、つまり架空の数字をつくりかえ、粉飾のうえに粉飾をおこなう。 そもそも「GDP世界第二位」というのは真っ赤な嘘である。GDPのなかで、「投資」が締める割合が48%、こういうことはどう考えてもあり得ない。

 シルクロード構想は財源が450億ドルである。ベネズエラに投資した額は450億ドル前後、アンゴラへの海底油田への投資は焦げ付いたという情報があり、リビアでは100本のプロジェクトが灰燼に帰した。以下、スリランカ、ジンバブエ、スーダン、ブラジル等々。  世界中で中国が展開した世紀のプロジェクトの惨状である。

 豪、カナダ、ニュージーランドなどには鉄鉱石鉱区を買収し、開発していたが、鉄鋼不況に遭遇し、開発を中断した。こおあおりで豪ドル、カナダドル、NZドルが下落した。
 にもかかわらず、たとえば中国の2013年末の海外直接投資残高は6605億ドルだったが、15年3月には9858億ドルと急激な増加が見られる。

 2015年3月末の対外債務残高は直接投資が2兆7515億ドル、証券が9676億ドル。合計3兆7191億ドル。  さて冒頭に述べたように中国の外貨準備が3兆6500億ドルとすれば、差し引きは、マイナス691億ドルである。マイナスである。

 この実態がごまかせたのは中国へ外国からの直接投資と証券投資だった。
 それが、上海株式暴落と、人民元切り下げ、不動産バブル壊滅を目撃して、一斉に海外へ引き揚げを始めたわけだ。

 「外貨準備高」というのは貿易ならびに貿易外収支を合算しての対外経常収支の黒字の累積である。
  だから日本の外貨準備は2015年七月末で1兆2700億ドル、この殆どが米国債で保有しているため、金利収入で着実に増え続ける。
 ところが中国の「外貨準備」と称するものの統計は外貨資産と海外からの借り入れを「短期外貨資産」に参入しているフシが濃厚なのである。お得意の誤魔化し、要するに借入金を「収入」蘭に記載しているのである。

 日本の対外純資産に対しての外貨準備高比率は16%だが、中国のそれは59%(数字はいずれも武者陵司氏(JBプレス、9月2日)。つまり史上空前のネズミ講のからくりが、数字から推測できる。
 どう考えても次は人民元の大暴落だろう。
 
 
 

 
  ◆佐藤社長の投稿
  (8/27/2015)
  大震動中の中国の「耐震性」はどれくらいでしょうか?
何はともあ れ、世界第二の経済力を持つと言われる中国。先週来の変動・振動のマグにチュードの大きさは文字通り世界中を震撼させているようです。
中国自体の「耐震性」(対応力)の有力・唯一(?)の元は一時4兆ドルと言われた外貨保有高があると思うが、その信憑性、有効性について宮崎さんはどのように評価されますか?
景気・株価の下支えの原資としてどのくらい期待できるものか?
権力闘争の真っただ中で起こっている経済面のあがき。
中国そして各方面・各国への その影響力の先行きを読むためにもご教示願えればありがたく存じます。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(8/27/2015)
  われわれの常識からは計り知れないことをしでかす国ゆえ に、しかも柔軟な対応力を発揮する国民性ですから、耐震性と問われても、それは不 明です。なにしろ、すべてが不透明で、公開情報はすべて出鱈目ですから。  
外貨準備四兆ドルは、殆どないと考えた方が良いと思います。
中国軍は共産党の軍であり、人民銀行は共産党の命令で金融政策を決める銀行であ り、企業は共産党のために活用されるものであり、外貨準備は幹部が食い物にするカ ネですから、あらかたは海外の秘密口座へ消えてしまったのではないか、というのが 拙論の各所で指摘してきたことです。
 
         

 
  ◆佐藤社長の投稿
 (3/13/2015)
  貴誌前々号を拝読し改めて宮崎さんの行動半径の大きさとディープな裏付けと歴史観、大局観に基ずく守備範囲の広い評論に感服しました。
今回、3月1日に羽田を発ち17日の帰国の間正味2週間で英国、スペイン、オーストリア、仏、伊をめぐる文字通り、駆け足での出張中です。
群盲象を撫でる一人として断片的な印象を少々。
英国のランカシャ州のローカルなホテルからFAXを発信依頼したところ、何度やってもホテルのフロントで繋がらない、とのこと。
結果的にわかった事は、国際回線につなぐために国コード番号の前に 00 をつけ
ることをフロントの担当者が知らなかった由。ロンドンを一寸離れると英国でもこん
なことがあった。スペインでは失業率の高さが依然問題、若年層は実際に半分くらい
が失業中のようだ。
5年くらい前にいった時は同じスペイン語を母国語とする中南米からの出稼ぎ労働者が各分野に多くいたが、様変わりで大半は本国の引き上げたそうだ。
出稼ぎといえば、英国では聞いてみた限りではポーランド人が多いとのことだった。
スペイン特産のオリーブオイルが今年は害虫の大発生で品不足が極端で各方面に影響が出ている。
日本は近年オリーブ油の消費が伸びスペインにとっても大事な需要国。
日本でオリーブ油と言うと、まづイタリー産がイメージとして強いようだが、イタリー産と称するうちかなりのものは実際はスペインから買い付け、ボトリングをしたりブレンドしたりでしてイタリー産として日本をふくめて各国に輸出しているのが実態。
今回の品不足はその点でも大問題らしくイタリーの業者が玉の確保にスペイン詣でが盛んとのこと。因に、一人足りのオリーブの消費量は日本はアメリカに次ぎ世界で二番目になったとか(スペイン、イタリー等の産地国は除いた統計らしいが)
オーストリアはLinz市の取引先を訪問。早朝の列車でのパリまでの移動のため、フロ
ントで超早朝のチェクアウトを済ませフロントの人と雑談が面白かった。
教育制度が全く日本と違うらしく、大学に行く人の割合は間違いなく50%以下らしく、早くから手に職をつけるなり、経理なり各種の職業学校を出て、即戦力として社会人になる人が圧倒的に多く、大学入学者には A1 グレードの資格が要求され進学者は少ない由。詳しくは知らないが、基本的にドイツの制度に似ているのか、と受け止めた。
考えてみれば、英国も仏も大学進学者の割合は同じようなことかもしれない。
いずれにしても日本の大学進学率の高さと{大卒者}の質には考えさせられた。
旅行中、ユーロの為替がどんどん安くなっているのは助かるが、ドル円相場は問題含
み。安倍政権、金融緩和で円安方向に傾き過ぎではないか。消費者物価の上昇に名目所得が追いつかづ、実質賃金は確実にさがっている。円安での輸入物価の上昇要因にそろそろブレーキを掛けるタイミングでは? バランス感覚を期待したい。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(3/13/2015)
   欧州駆け足旅行、お疲れ様です。
 
         

 
  ◆佐藤社長の投稿
 (2/4/2015)
  法人事業税とインフラコスト負担について一言。アベノミクスの下、 多くの上場企業の好決算発表が続いている。兆を超える売り上げを上げている会社の法人事業税の納税額が極端に小さいことがおおい。
直近の例では三井住友フィナンシャル600万円、ソフトバンク1000万円、みずほフィナンシャル5億円、etc。。。 欠損金の繰り越し処理が一定期間(5年?)認められている現在の税制がその原因と 思われる。
業種の如何を問わず、道路、港湾,通信、警察、防衛等の広い意味でのインフラをフ ルに使いながら、また守られながら数千、万を超える社員を抱える企業が決算が赤、もしくは「欠損金の繰り越し処理」により実質的に「インフラただ乗り」が許される現在の税制、おかしくないか?
その期の赤字、黒字にかかわらず「売りあげに見合った分のインフラコスト」は負担すべきと思う。そうでなければ、天下の公道を大手を振って歩けるのか、とそれらの 経営者に聞きたい。またそれを許している現在の政治家(税制)にも同じ問いをしたい。企業の政治献金の反対給付,政財界の癒着云々と言われてもしょうがないのではないか。ソフトバンクに代表される(?)大借金を常にして、その有利子負債を利益 消去に上手に使い限りなく納税額を少なくするようなやり方が一例か。
 
 
 

 
  ◆佐藤社長の投稿
 (2/1/2015)
  人生すごろくの上がり方について感じさせられた。
日経の「私の履歴書」は12月に萩本欣一氏(欽ちゃん)、1月に王貞治氏。正月のNHKのTV特番で萩本欣一氏と北島三郎(サブちゃん)の対談、民放で長嶋茂雄氏のリハビリと生き様特番。
共通しているのは人生は出会いであり、努力で運は引き寄せられるもの。と同時に人生すごろくの上がり方の登山道は一つではなく色々あること。
「上り」を人様に迷惑をかけないで生きることができる、と勝手に理解しているモノからすると4人はその「基準」は当然クリアしているどころか、日本経済に大きく貢献してれてる。長嶋に例えれば、活躍したときはスポーツ紙の売り上げが大幅に伸び、多くのサラリーマンや生産の現場の人々が職場でもはつらつと仕事をこなし夜は酒場も盛り上がり、消費増大です。
幼稚園から大学まで一流、名門と称するコースをもとめ、高級官僚、大手企業への一本道を求める上がり方。落ちこぼれが圧倒的に多くなるこのコース。
「負け組」が世の中の大勢を占めることになる。登山口、登山道は無数に在る筈、自分に合った上り方を探すような考え方が普及したほうが国全体としても望ましいのでしょうか?
「負け組」の心情はネガティブ、陰湿、陰険になりがち。近年ますますおかしな事件が大人社会だけでく子供社会にまで多く起きている根っこはこんなところからきているのではないか、と考えさせられる。
モンスターペアレンツと言われるヒトがいるらしいが、其の実態は知らない。子供の「個性の尊重、生き方、上がり方」については多分小生の考えと違うと思う。
自分の登山道を自ら拓き「上り」にたどり着いたときの歓びを味わいたいものです。
 
 
 

 
  ◆佐藤社長の投稿
 (1/22/2015)
  イスラム国が日本人の人質を捉えたことで一言。
一神教の怖さ・傲慢さ・独善性を改めて感じさせられる出来事。
日本の思想は、教義 を持たない自然崇拝を基礎にした神道に仏教思想が融合された実に融通無碍なもの。
対極の思想・精神構造とも言えよう。イエス、ノーをハッキリさせたがる一神教的思考方法だからこそ(?)1かゼロの二進法的思想でコンピューターが作り出せた。
コンピューターの良さを認めることにやぶさかでない、が負の側面もあることも確か。
すべてのことが数字で捉えられると考えがちになること。そして”科学的思考法”が物理化学の分野だけでなく、社会人文学の分野にまで適用されてきたこと。物理化学の現象はそれぞれの原理・原則・法則で解明できる。端的に言って、いかなる環境下でも1+1=2。心を持った人がもたらす社会人文学分野の現象はそうではない。
1+1=2にも3にも100にもなりうる。いや時にはマイナスにも。一つの現象をあらゆる角度から”拷問”にかけて生き残ったモノが原理・原則・法則と呼ばれる。
社会人文学分野はそうはいかない。人の心があくまでもベースにあるから。同じ現象 に出あっても、昨日と今日では反応が違うことはよくあること。
例として、給料日前 と給料をもらった直後の購買心理が違うことを考えればすぐわかること。社会人文学 の一分野である経済学(経世済民、に由来するらしいが)にまで ”科学的思考” (数字ですべてが捉えられ、一つの法則で(学説で)すべてがとらえることができる と考える傲慢な思考が近代の経済学の欠点、アメリカの経済は病んでいるのだ、と木 内先生は言っておりました。
アメリカの変な格付け機関が評価すると日本は格付けは あまり高く評価されないようで、それをありがたがって物指しとしている現今の考え 方におおいに疑問を感じる。数字化・データー化できない要素、深層で不可視的なモノまで含めて捉えるような世界観が欠けているのでは? 
 
 
 

 
  ◆佐藤社長の投稿
 (1/22/2015)
  明日から2月1日までインドご出張。10日近く貴メルマガが読めなくなると思うと寂しく感じる一読者です。
小生、1974年7月の真夏の中近東諸国を出張した折、接続便の関係でニューデリに2泊したことがあります。デリーの市内の街頭で街頭歯医者までいるのには驚きました。当時インドの首相が誰だか失念しましたが、食糧不足のため、アメリカとソ連を天秤にかけるような外交交渉をしていた記憶あり。素朴な疑問として、自国の民の食糧も賄えない国が本当の独立国か?の印象が今でも残っております。北朝鮮なんかも同様ととらえたい。また、街中をタクシーで回ってみたが、立派な建物はほとんどが英国統治の植民地時代のもの。独立後に建てた建物らしい建物があったのか記憶にない位。
さらに、一社訪ねた会社での風景、電卓が余程貴重品の時代(インドでは)らしく、おもむろに金庫から電卓を取り出し計算。社員一人に一台などほど遠い仕事環境。事務処理能力・効率を考えると途上国と先進国の格差は当分開く一方ではないかと感じた次第。
また空港から街中に走るタクシーからみた、産児制限を表すイラスト(文盲率が高かった時代だから?)が印象的。先般に貴紙で若年層の比率が高いので将来性の好条件・環境の一つとありましたが、その点に絞れば、賛成。インドの平均寿命が64歳位くらいらしいが、日本はラフにとらえて、男80、女90歳の時代。医療制度の発達がもたらす現象の差か。
ご帰国後の最新インド情報・報告を楽しみにしております。
 
 
 

 
  ◆佐藤社長の投稿
 (1/21/2015)
  「国債問題」で時間無制限一本勝負の公開討論会を提案します。
消費者物価指数2%アップを目論む政府。黒田バズーカで好スタートをしたが、21 日の黒田日銀総裁の会見では珍しく弱気発言。目標達成はずれ込むことも示唆。安倍 政権はなぜ表面的な手段ばかりに拘るのか? 賃上げ要請・金融緩和等。
1600兆円(?)あるといわれる民間人が持っている金は、一生懸命政府が鐘や太 鼓で囃し立てても思うように動かない。
なぜか? 答えは簡単。
先行きに対する不安心理。それをもたらしている、大きな要素の一つが「国債問題」 である。学者・専門家・評論家もまっぷたつに分かれる。財務省系の御用学者グルー プと正当派グループに分類できる。
小生は後者が正論とおもっているが。
たとえばTVの特番で時間無制限一本勝負をやったらどうか。
NHKを含めて、民間TV局の通常の特番と称する番組でも、いつも最後は、「それ では時間がきましたので、次の機会にまた、、、」で終わり、「結論“が見えない消 化不良のまま一般人は」先行きの不安“を持ったまま終わる。
1600兆円あっても、財布のひもはなかなかゆるまない。その不安がなくなれば、 小手先的な政策よりも効果が大きい筈だ。
2%の目標なんか簡単に達成できると思われるがいかがでしょうか。消費者(国民) の深層心理(?)を重視したやり方が肝心である。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(1/22/2015)
   日本の国債が暴落するという虚説を流している人が多いです ね。
わが国債は90%が日本の金融機関と個人が所有しており、外国のファンドが買 うのは通貨投機とダブりのスペキュレーションでしょう。
しかも日本国債は全ては円建てです。
 そのうえ日本は世界一の対外債権国であり、米国債のように外国人が所有している という対外債務はありません。三段論法的にいえば、したがって暴落はあり得ない。
金利で暴落するというウォール街の主張は、日本が対外債権国であるという根幹の事 実を軽視しています。
 
         

 
  ◆佐藤社長の投稿
 (1/18/2015)
  35年くらい前にインドのグジャラート州アーメダバードに仕事で行ったことがあります。大口の輸出成約した商品の付属品が元宗主国の英国規格であったためコスト削減の一環で適当なサプライヤーを探し当てたところがアーメダバードの郊外のメーカーだった。
正式に発注する前に工場を見るため出張した。
工場の入り口近くにラクダがつながれていたので「何か?」と訊くと、作った製品を 荷馬車ならぬ、”荷ラクダ車”で近くの鉄道の駅までひっぱっていき、そこからボン ベイ(今のムンバイ)の港へおくるのだ、聞かされ。なるほどと、国柄の側面を垣間見た。
工場へはホテルから4時間くらいかかって迎えの車で行ったが、途中、野生の イノシシが何回も現れたことも印象にある。
滞在中、工場のトイレを借りたときのこと、水瓶と手桶があり、トイレット・ぺー パーは見当たらない。
あーそうか、とわかった。
確かに滞在中、食事のとき現地の人たちはナンをちぎるとき、右手の掌でナンをテー ブルに固定し、親指と人差し指で上手にちぎり、決して左手は使わない。
確かに工場進出には適していると思われる一つの要素は、この周辺の宗教はジャイナ 教。大変ストイックな教義らしい。
滞在中の極く限られた見聞からもわかる。経営者に「休日の過ごし方は?」の問いに 対し、自宅で帳簿の見直し、整理が答え。
ゴルフ、スポーツの話など一切出ない。食生活は基本はベジタリアンで、地下で育っ たもの、たとえば豆類しか食べないよし。
性格も穏やかで優しいようだ。現に先方の担当者が日本に来た時、拙宅に招いたとき のこと、たまたまゴキブリが現われたので殺虫スプレーを吹きかけた。「あんたはゴ キブリを殺すのか?」との驚きの表情。
逆に当方から訊いた。「あんたならどうするのか?」「我々はゴキブリが嫌いなにお い剤をゴキブリが出そうなところに置き、近寄らないようにする」とのこと。
生産サイドの広い意味での環境は確かに良いと思われるが、取引相手となるとインド 商人、であることはお忘れなく。ユダヤ商人に負けず劣らずの”スマート”なインド 商人であることを。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(1/19/2015)
   三十五年前のインド、そういう印象でしょうね。小生、1972年と1993年にバナラーシ(ベナレス)へ行きましたが、二十年という時間をへだてても、ベナレスは、まったく同じでした。
 大変化はやはりデリー、ムンバイ、ハイダラバード、バンガロール、ゴアなどの国
際都市でしょう。
若い女性はサリーをきていない。伝統文化と無縁なジーンズが流行です。
ベトナムで若い世代はアオザイを着ないように、都会はコスモポリタン、独特の文化が喪失されつつあります。これを嘆かわしいととるか、或いは文明開化の過渡期における陣痛ととるか。木内先生の代表作は『国の個性』。よって結論は言うまでもないことですが、インドは多元的文化、多言語、そしてヒンズー、イスラム、ジャイナ、シーク派に加えて少数の拝火教と仏教。多宗教の世界ですから日本と同列には論じられませんが。。。。
 
         

 
  ◆佐藤社長の投稿
 (1/14/2015)
  一葉落ちて天下の秋を知る。一葉堕ちて(=原油価格急落)、天下の秋を知る=円高の到来(限りなく100円/ドルに向かう)と、とらえたい。
年末、年始の新聞を含めて多くの経済紙の為替絡みの予測は円安が主流のようだ。
『日経ビジネス』の最新号の広告を見る限り150円の環境到来を想定しての特集記事のようだ。
日経新聞の恒例の一月3日付けの株価、為替の予想のページを見ても、110〜125円の範囲が実業人の予測。
敢えて真逆の予測をしたい。
シェールガス・オイルとサウジアラビアを中心とする産油国側のせめぎあい。年間の国家予算の約5年分位の外貨準備高を有するサウジアラビアが減産しない方針で(原油価格のダウンを覚悟の上で)シェール陣営に対抗。2年位前からかアメリカのシェールガス・オイル関連の開発中。中小の企業規模でも産業分野のよう。
アメリカの金融緩和の環境で運用先に困っていたマネーが大量に流入していたらしい。
乱開発=歩留りの悪い投資=ジャンク債的なものが大分あるらしい。顕在化した一例
が住友商事の1500億円の損金計上。潜在的なジャンク債を抱えている会社もかなりある筈。
ひとたびジャンク債が破綻するとそのマイナス波及効果はミニ規模のリーマン・ショックを起こしかねない。一バーレル=45ドルを切るところまで来た今、その可能性がますます現実味をおびている。
「予測をさせてみよ、その結果を検証すれば、その人の考え方の正否がわかる」と木内信胤先生は言っておりました。
赤っ恥を覚悟のうえで敢えてこの時点で真逆の予測をした。
本年の為替の成り行きを見ながら、自分の見方の正否を検証する場として貴メルマガ
のこの場を使わせて頂きたい。
なお昨年前半のシェール・ガスブームの時に宮崎さんは一貫して最初から疑問を提し
ておりましたが、その読みかた、その背景についてお聞かせ頂ければ幸いです。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(1/15/2015)
  ブームにはかならず背後に演出家がいるはずで、シェールガスの場合はシカゴに群がる商品ファンドと、ウォール街のファンド筋でしょうね。
住友の投資失敗は聞いておりましたが、ほかにもやけどしたファンドが続出していると思われます。
 為替予測ですが、90年代前後には小生も時折やっていたのですが、というもの経
済原則からいえば、為替は(1)当該国の経常収支(2)金利(3)貿易外収支のバ
ランスなどで決まるはずですが、日米の場合は貿易摩擦による政治要因が予期せぬ突発的レート変更をもたらし、また実質貿易の百倍ものカネが「商品」と化したドル、ユーロ、円などの通貨取引に投機されている現状を目撃すると、原則や理論からおおきく逸脱しており、レート予測は誰にも無理なのではありませんか。
その昔、『円安時代が来る』(世界文化社、絶版)という本を書いて、あのときは当たりましたが、いまは予測要素の激変があり、したがって小生、為替予測はしないことにしております。
 
         

 
  ◆佐藤社長の投稿
 (1/13/2015)
  12日まで今年初の出張でソウル、大連へ行ってきました。帰国後、早速、貴メルマガを見てビックリしました。小生の投稿が採用され、且つ宮崎さんのコメントまで頂き、感激です。
本日(13日)の貴誌で、嘗て宮?さんが香港でインタビューなさった「りんご日報」のジミー・ライ(黎智英)がハイエクの信奉者である旨を知り、うれしく思いました。
宮崎さんのコメントの中に「産業計画会議」(産業計画懇談会?)のメンバーであった由。三十歳台の頃から国のために活躍なさっていたことをしり改めて敬意を表する次第です。
たしか当時、桜田武さんが座長で、実業界の錚々たるメンバーで構成されていた会。
他のシンクタンクとは一味違った提案を政府にしていたように記憶しております。
電力の鬼、松永安左右門氏が作った会、歴代総理への提案(建白書)は木内信胤先生が執筆なさっていたようです。
木内先生はハイエクの思想を日本へ紹介するに際して活躍なさり「日本モンペルラ
ン・ソサイティ」の初代会長。宮崎さんは当時から日本の背骨作りに既に貢献なさっ
ていたことになりますね。
人、物,金、とよく言われる企業経営の基本条件。実際にはもう一つ大事な要素があ
るのではないでしょうか? 
タイミングです。
戦後の70年、端的に言って、朝日新聞が中心になり ”100人”のヒトを使い日
本を作ってきた、今度は産経新聞勢が中心になり、新たな ”100人” で本来の
日本を作るトキ、安倍政権下、なら可能。やるなら、”今でしょ”(一寸遅れた流行
語?)タイミングが大事です。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(1/14/2015)
  小生が出席を要請された頃は座長が木内先生、ほかに山下汽船の社長や住友銀行最高顧問だった伊部恭之助さん、NEC社長らが常連でした。
午前10時からで毎月一度なのですが、水曜だったので、討論のあとの昼飯会に小生はいつも欠席となり、当時担当していた番組のためラジオ局へかけつけ、その日に限って昼飯をとれるのは番組後の午后二時半になったことを急に思い出しました。
 そうそう、モンペルラン協会ですが、田中清玄氏が仲介して、ハイエクを日本に招待したおり、小生も歓迎の宴に呼ばれ、フリードリッヒ・ハイエク先生と会いました。
木内先生のおかげでした。
 
         

 
  ◆佐藤社長の投稿
 (1/6/2015)
  メルマガオブザイヤー2014、優秀賞、誠におめでとうございます。
毎日、PCを開けてまずは最初に読ませていただいております。
ご出張・講演旅行で休刊日は物足りない感じでその日が始まります。
5年位前に、ネットサーフィンで木内信胤氏のコーナーで貴"ニュース早読み"を知りそれ以来のファンです。30年近く木内先生の謦咳に接したものとして色々なことを思い出させていただいております。
木内先生は20年ほど前にお亡くなりになりましたが、その一部(?)の考え方を受け継がれておられるが宮崎さんと認識しております。宮崎さんは国士です。
木内先生同様。日本を変えるのに100人の仲間がいればできるのだ、と木内さんは良く言っていました。安倍政権下、憲法改定を含めて変化の良いタイミングに、100人のトップを走っているように拝察しております。
"国の個性"の重要性を説かれておりました木内先生の考え方なども、近年の薄っぺらな"グローバリズム"や依然として米欧の"新説"を先を競って紹介する学者先生方が多い中、宮崎さんの言動は正しく、国士と呼ぶにふさわしいと確信しております。
時々、ご講演会場で喫煙所、懇親会などで謦咳に接するモノとしてますますのご活躍を説に期待する次第です。
 
 
 
  宮崎正弘のコメント
(1/7/2015)
  木内先生とは十年ほど、毎月一回勉強会があって、必ずおめにかかっていました。
松永安左右衛門氏がはじめた『産業計画会議』の末席を汚しておりましたので、
木内先生の為替固定相場制度論など、一緒に協議して歴代総理に渡していたものでした。
その代表作『国の個性』(プレジデント社、絶版)は、小生、いまも時折、本棚から
出して読んでいます。最後の最後までお元気でした。
 
         

 
 

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